ダイエットをしている人に「痩せたら何がしたいですか?」と質問をすると、
『ショートカットにする』『髪を短くしたい』という人が多いそうです💇♀️✨
最近ショートヘアが流行りでもありますが、ロングからショートにするって結構勇気がいりますよね?
自分の体型を気にしてダイエットをしている人は、痩せて顔周りが小さくなったらとか、自分に自信がついたタイミングで「髪を短くしよう!」と思うのではないでしょうか。

……私はそうでした!!
本記事では「痩せたらショートカットにしたい」というダイエットモチベーションを持っていた私が、ヘアドネーションをした経緯や方法を詳しく紹介していきます。
- ヘアドネーションの条件(長さや染髪状況など)
- ヘアドネーションの送り方(レターパックの書き方など)
「ヘアドネーション」を知ったきっかけ


元々はウエディングフォトのために伸ばしていた髪ですが、その後もなんとなく傷んだところを切るくらいで、ずっと伸ばしっぱなしにしていました。
ツルサラな髪質が好きで、セルフケアもしっかりして大切に育てていたのですが、「もし(病気などで)今の髪がなくなったら……」と、ふと考えたことがありました。
本当にふと急に思ったことだったのですが、考えただけでとても憂鬱な気分に。



病気でも、加齢でも、髪がなくなったら耐えられない…
絶対ウィッグをつける!
️と、改めて自分の中で「髪の毛」が大きな存在であることに気づき、髪の毛について色々と調べていくうちに、
薬の副作用などで髪を失った人たちのために、ヘアカットした髪を寄付する「ヘアドネーション」があると知りました。
髪に対して強い想いがあるだけに、単に切るのはもったいないなと思うようになり、
幸い、長く綺麗に髪を伸ばせていたので、折角ならここまで伸ばしてきた髪を『誰かのために役立てたい』とヘアドネーションに興味を持ちました。
ダイエット目標の1つ「痩せたらショートカットにしたい!」


ヘアドネーションを決意する前からボブやショートカットに興味があったものの、短い髪は「痩せている人のほうが似合う」と勝手なイメージを持っていたので、なかなか短くすることができませんでした。
実は、ダイエット開始時のこんな裏目標をたてていました↓



67→60kgになったら髪をバッサリ切ろう!
それまでは伸ばし続けるぞ🔥
私の場合、ヘアドネーションをすることがダイエットモチベーションにもなっていました。
ただ「誰でもヘアドネーションできる」わけではないのです…!
ヘアドネーションは誰でもできる?(条件あり)
ヘアドネーションは「単に切った髪を送ればいい」というものではありません。
染髪をしたことがないバージンヘアーではなく、カラー(部分ブリーチ含む)や白髪があると寄付できないというところ(団体)もあります。



私の髪だと条件に当てはまらないところも多く、モチベーションがダダ下がりに…。
色々調べていくうちに、ある程度の髪の長さがあればブリーチした髪でも白髪でも送れるというところを発見しました!
条件は「長さ31cm以上」
私の場合、切りたい箇所から測っても30cmはなかったので、まずは31cm以上伸ばすところから始めました。



ということで、今回私がドネーション先として決めたのはコチラ↓
JHD&C様✨
色々と他の団体も調べたのですが、「送り方がシンプルでわかりやすかった」のがJHD&Cさんだったので、こちらに決めました!


JHD&C様で受け入れている髪の条件は…





うん、至ってシンプル!
兎にも角にも、髪の長さが「31cm以上」あることが大事!
でも実は『31cmでOK』というわけではなく、31cmはあくまでショートカットのウィッグが作れるギリギリの長さなのです。
ヘアドネーションでウィッグを希望しているほとんど人は、ロングヘアのウィッグを希望しているため、ヘアドネーションする髪の毛は長ければ長い方がいいです!
ヘアドネーションの仕方
それでは、ここから詳しいヘアドネーションの流れを説明します。
行きつけの美容室にも「ヘアドネーション用にカットしてもらえるか」事前に確認しておくことがオススメ!
もし行きつけの美容室が対応していない場合は、対応可能な美容室を探す。



美容室によっては、ヘアゴムなどを持参しなくてはいけないこともあるので、事前に確認してみてください。
長ければ長いほどいいですが、31cmは必要です。
ヘアドネーションをしたことがない美容師さんの場合、念の為「ヘアドネーション用の切り方」を見せたほうがいいです。



私も美容師さんに写真やネットを見せながら、一緒に確認しました!
ドネーション先の指示に従って発送
寄付する団体によって多少ステップが違ったり、増えることもありますが、ざっくりした流れはこんな感じです。
私が実際に寄付したJHD&CさんのHPにも記載されている方法を参考に、少し補足していきます!
1)美容室を決める(事前に美容師さんと相談がベター)


ヘアドネーション用に髪を切ることは、細かくブロッキングしたり、髪の長さを測ったり、意外にも美容師さん側は結構手間がかかるものです。
そのため、行きつけの美容室でも「ヘアドネーション用に切ってもらうことは可能か」事前に相談したほうが、当日のカットがスムーズにいくと思います!



実際、確認をしてお断りされるケースもあるみたい…
私は心配性なので、事前に口頭で相談→了承を得てから、追って日を空けて予約を入れました。
ホットペッパーからの予約時に「以前にも相談したヘアドネーション用にカットしてほしく…」と諸々詳細なお願いや相談ごとを明記して予約したので、当日はとてもスムーズでした♪
2)寄付する長さを決める


何度もいいますが、ヘアドネーション用の髪は「長ければ長いほどよい」です。
そして、最低限「31cm」は絶対に必要!
ギリギリ31cmだと、ドネーション先で使えないと選定されてしまうことも…
「折角時間をかけて伸ばしたのに」
「折角思いっきって切ったのに」
全てがもったいなくなるので、できることなら「40cm」くらいでいきましょう!
*もちろんそれ以上の長さはさらに喜ばれるはず



私は結局ショートカットにするのにビビってしまい、ボブの長さにしたため35~6cm止まりでした…🙇♀️
次回があれば40cm以上に挑戦したい!
3)髪の毛を切る


いよいよ断髪式です❗️
約1年伸ばしてきたので「いざ断髪」となると、妙に緊張しました…。
私の場合、担当の美容師さんが本当に丁寧で親身になってくれて、
きっちり一つ一つ計りながら髪を束ね、丁寧にカットしてくれたので良い思い出になりました。



切った直後は、なんともいえないソワソワ感とドキドキ感とスッキリ感と色んな感情が…
なんだかようやく一区切り打てたようで嬉しかったです♪
そして、こちらがビフォーアフターです👇




ショートカットまで短くできなかったけれど、見た目はだいぶスッキリしました!
ちなみに、私が美容室に持参していったものはこちら↓
- メジャー
髪の長さを確認できるように - ジップロックなどの袋
切った髪を持ち帰るようの袋 - 髪ゴム
ブロッキングして使うようでシリコンゴムなどを複数個 - JHD&C様の説明書きの印刷紙
私が心配性だったので持参して、美容師さんにも見てもらいました。



私の担当美容師さんは、ヘアドネーション用のカット経験がある方でしたが、
持参した説明書きを『助かります』と言ってきちんと目を通し対応してくれました!
1番注意しなければならない点は
「必ず乾いた髪の状態で切ってもらう」ということ
美容室に行くと、大体が『シャンプーしてからヘアカット』という流れだと思います。
一度髪を濡らしてしまうと、ドライヤーをかけても湿気が髪の毛に残ってしまい、到着・仕分けするまでにカビなどの原因になってしまうことも!
美容師さんにもその点を注意して、切ってもらいたいので、念の為「説明書き」を持っていくことをオススメします。
4)切った髪の送り方


スッキリ切った後は、いよいよ送るのみです。



まずは今回送った内容をご紹介!


実際に送った内容
- 封筒
(レターパックライトがおすすめ) - 切った髪
(ジップロックなど袋に封入) - ドナーシート*任意
送り方などの詳細については、JHD&CさんがYouTubeでわかりやすい動画をあげていますので、そちらも是非チェックしてみてください!
切った髪はビニール袋にいれる


郵送中に濡れたり汚れたりしないように、ビニール袋やジップロックなどに入れて送りましょう。



折角切った髪は、綺麗な状態で送りたいですね♪
送る封筒は「レターパックライト」がおすすめ!


送るにあたって便利でオススメなのが、郵便局のレターパックライト(青い封筒)!
特に指定されているわけではありませんが、レターパックライトなら、ポスト投函で簡単に送れて、追跡までできるのでオススメです。
レターパックライトの品名は「ヘアピース」と明記します。



ちなみに、到着確認をJHD&Cさんに問合せを入れても対応できませんのでご注意を。


任意のドナーシート
JHD&Cさんでは、ドナーとなる私たちの「髪の状態」をお伝えするドナーシートというものがあり、仕分け時に使用されています。
HPにも記載がありますが、ドナーシートの記入はあくまで任意であり、特に強要されているわけではありません。
問題ない方のみ同封してください。
※番外編 髪の毛以外の寄付も可能
ヘアドネーションには31cm以上で切れる髪が大事と紹介してきました。
しかし、「そこまで髪を伸ばせないな」「髪の毛の提供以外で何かできないかな」と思っている方へ朗報です!
JHD&Cさんであれば、買って支援・募金する方法やチャリティファンディングに参加する方法があります。
シャンプーやタオル・その他雑貨など、オリジナルの購入や募金による支援
返礼品(チャリティプロダクト)付き募金
「髪の毛は十分足りているけどウィッグをつくるための資金が足りない」という話もあるようで、金銭的な支援も大切ですね。。



私も金銭的余裕が出来たらトライしようかと思っています!


まとめ
基本は自己満足な世界だと思っているドネーションですが、どうせ長い髪を切るなら「誰かの役に立つヘアドネーションをしよう」という人が増え、それによって救われる人たちが増えるといいなと思っています。
今回、私はJHD&C様を寄付先に選びましたが、他にもヘアドネーションを受け入れている団体はたくさんあるので、ご自身が納得できる先を見つけてみてください。



また機会があれば、私は次回「40cm以上」で挑戦してみたい!